はじめに
YouTubeは顔出しや声出しをせずに運営できる「非属人チャンネル」が人気を集めています。個人の演者に依存せず、内容やコンテンツに重点を置いたこのスタイルは、視聴者にとっても運営者にとっても魅力的な選択肢です。本記事では、初心者が今から始めるならおすすめの非属人ジャンルとその運営方法を詳しく解説します。
もちろん、美形であるとか、あなたのキャラが良いのであれば全面的に自分を出すチャンネルをしたらいいと思います。
今回説明するのは何をしたらいいのかわからない、さらに自分は出たくないという方におすすめのYouTubeジャンルです♪
非属人チャンネルとは?
非属人チャンネルとは、人間の演者(顔出し、声出し)が登場しない動画のことです。内容やコンテンツに重点を置き、運営者個人に依存しない形式です。視聴者は動画の内容に集中できるため、個人の人気がなくても運営が可能です。
例として、「ゆっくり解説」や「ずんだもん解説」、機械音声を使った動画などが挙げられます。
あと、利点としてはチャンネルが資産になります。なんと、このチャンネルを売却することが出来ちゃいます。数百万~数千万も全然夢ではありません。
中には、YouTubeのM&Aで年に1億円を超える収入を得ている方もいます。
こちらの方→YouTubeM&A業界のドン、ヤンが来ました。
まだ学生さんだそうです。すごすぎますね(笑)
属人チャンネルとの違い
属人チャンネルは出演者や運営者の個性・魅力に依存します。出演者が変わるとチャンネルの人気が落ちる場合が多いです。例としてHIKAKINさんや東海オンエアなど、出演者のキャラクターが重要な要素となっているチャンネルが挙げられます。
非属人チャンネルのおすすめジャンル
1. ゆっくり解説
特徴:上記のキャラクター「霊夢」と「魔理沙」を用いた機械音声解説動画。歴史、科学、雑学、ゲーム攻略など幅広いジャンルで利用されています。
メリット:
- 高い認知度と安心感(キャラを使わないよりも再生されます)
- 制作が手軽で、声を録音する手間がなく編集に集中できる。
- 編集が比較的楽。さらに、クラウドワークスなどを使って外注が出来る。
- ノウハウがたくさんあるので始めやすい
- 初心者にもおすすめ
- 幅広いジャンルと掛け合わせられる
デメリット:
- 画面構成や音声が似通いやすく、再利用コンテンツと見なされるリスクがあります。
- 上記同様、収益化が出来ないことがあります。
(ゆっくりだけではなく、基本的にオリジナル要素は必要です)
2. ずんだもん解説
特徴: 「ずんだもん」を使用した解説動画。アニメーションでキャラクターが動き、視覚的にも楽しめるスタイル。
メリット:
- ゆっくり解説と同様
デメリット:
- ゆっくり解説と同様
3. 切り抜き動画
特徴: ひろゆきさんが有名ですが、最近多いのは、政治系の切り抜きが多いです。配信者のライブ配信から面白い部分を切り抜いて編集し、短い動画として投稿する形式。
メリット:
- 元の人気に依存しているため、最初から再生数を狙いやすい。
デメリット:
- 繰り返しの多いコンテンツとして収益剥奪のリスクが高いです。
4. マンガ系動画
特徴: イラストを使ったマンガ形式の動画で、代表的な例として「フェルミ研究所」などがあります。ストーリー性が高く、視聴者を引き込みます。最近ではAIでイラストを作ったり参入ハードルは下がってきています。
メリット:
- ストーリー展開が分かりやすく、視聴維持率が高い。
- 比較的ファン化しやすいのとグッズ販売なども出来る
- 漫画を自分で書ける人なら、声だけの依頼でOK
デメリット:
- どれかが出来ないと制作コストが高く、イラストの外注費用もかかる。
5. Beyondアニメーション動画
特徴: キャラクターが動くアニメーション動画で、視覚的にリッチな表現が可能です。動きがあるため、視覚的にも楽しめます。
メリット:
- 視覚的な訴求力が高く、再生数も高い傾向にあります。
- 操作が簡単でテンプレートがたくさんあります。
- パソコンにソフトをインストールするのではなく、クラウドでの仕様なのでネット環境さえあればどこででもどのパソコンでも使えます。
- 導入費がかかるので、他の人は嫌がってライバルは案外少ないかもです。
デメリット:
- 制作コストが高く、制作時間も長いため、初心者にはハードルが高い場合があります。
月額13,730円程かかります。これを導入するなら2~3チャンネル一気に立ち上げたいところです。
6. VTuber(仮想YouTuber)
特徴: 仮想キャラクターを使って活動するYouTuber。顔や声を出さないケースもあり、キャラクターが自動的に動きます。
メリット:
- キャラクター人気に依存し、ファン層を獲得しやすい。
顔出しに負けないくらいのファン化が可能だと思います。 - 環境さえあれば、あとはあなたの声や話術次第です。
デメリット:
- 設定ミスで顔バレする可能性あり?
7. LINE、2chスカット系、朗読系
特徴: LINEのメッセージのやり取りを動画にしたジャンル、2chスカッ系、朗読系、それを掛け合わせたものなど。
メリット:
- 誰でも共感できるストーリーで視聴者を引き込みやすい。
- 定番なので、誰でも取り組みやすい
- 作品自体は作りやすい。脚本や声優はクラウドワークスを利用すればOK
デメリット:
- 単調な動画になりがちで、差別化が難しいです。
- がっつり上位層がいるので、中々入り込むのが難しいかもです。
8. 海外の反応系、日本賞賛系
特徴: 日本人なので日本人が褒められる系作品は伸びやすいです。最近では日本に来た外国人に日本の料理を食べさせてインタビューするなどが流行っています。
メリット:
- 日本人で日本のことを褒められて嫌な人はほとんどいないため、登録者数以上の再生数が伸びやすい=稼ぎやすい
- 動画自体は作りやすいです。シナリオの作り方も先人たちを参考にすれば誰にでも作りやすいかと思います。かなり参入ハードルは低いと思います。
デメリット:
- ライバルが多いため、何か差別化が必要。
正直、ジャンルは他にもたくさんあります。
BGM系、AI系、雑学系、歴史系、スピリチュアル系、ro-fai音楽系
など、目移りしてしまうくらいたくさんあります。
ただ、歴史、歴史、雑学など「ゆっくり解説」はすごく相性が良いです。
ゆっくりを使うことで、視聴者は安心感を得ることができ、再生数が伸びやすいです。
このメリットを使わない手は無いと思いますので、私個人的にはゆっくり一択だと思っています。あと、ノウハウがたくさん出回っているので初心者にはちょうどいいと思います。
非属人チャンネルの運営方法(5ステップ)
1. チャンネルリサーチ
まずはYouTubeで参入予定のジャンルを検索し、現時点で需要があるかどうかを確認します。どの動画が伸びているか、競合の再生数やコメントから視聴者の反応を調べましょう。
何を調べたら良いのかわからない方は、自分が得意なことを調べてみましょう。
例えば日本の歴史が好きな人は日本の歴史と検索して、出てくる動画を片っ端から調べてみてください。
調べる項目は、チャンネル名、登録者数、再生数(アベレージ)、投稿頻度を書き出してみてください。細かく見ることで、「あれ、ここ行けるんじゃない?」と気付いてきます。
2. チャンネル設計
- ジャンル選定: 伸びているジャンルかを見極めます。
- ペルソナ設定: ターゲットとする視聴者層を細かく設定し、どのような動画が受けるかを見極めます。
普段、40~60代男性が好きなものを投稿しているのに、急に女性が好きそうなものを投稿するなどターゲットからずれた投稿をしないこと。これをすると、元の登録者がその動画をクリックしないのでエンゲージメント率が悪くなり動画が伸びにくくなります。それを繰り返すと、まったく伸びないチャンネルになってしまいます。
仮に筋トレで1万に登録者がいるのなら、筋トレに関するレシピなどは問題ありません。関連しないものを投稿したい場合はチャンネルを別に作りましょう。
3. 動画企画リサーチ
成功している動画を基に企画を立てます。直接的なコピーではなく、人気の切り口や視点を参考にしつつ、自分のチャンネルに適したアレンジを加えます。
まずは、一度参考にした動画を丸々パクってみてください。その人の動画を丸々パクることが出来たらあなたはもうスタートする実力があります。(パクった動画をそのまま出しちゃだめですよ?)
4. 技術習得
サムネイル制作、台本制作、動画編集のスキルが必要です。編集ソフトを使いこなし、視覚的に魅力的な動画を作ることが重要です。
上記同様、パクって技術を伸ばしましょう。やり方を調べるのに時間をかけるよりもまずは、やってみる。やってみてわからない点を調べるという行動パターンで進みましょう。
そうしないとなかなか前に進みません^^:
5. 動画投稿
動画をYouTubeにアップロードし、適切なタイトル、タグ設定、概要欄の記入を行います。検索エンジン最適化(SEO)を意識し、視聴者が求めるキーワードをタイトルに含めましょう。
非属人チャンネルで成功するためのポイント
1. 初心者向けの動画を作成(わかりやすい言葉を使う)
専門用語を避け、極力分かりやすい解説を心がけましょう。初心者層に向けた内容は再生数が高く、広い視聴者層にリーチできます。
2. ネタ切れのないジャンルを選ぶ
ネタが継続して供給されるジャンルに参入することで、コンテンツを定期的に更新しやすくなります。
3. 成功している動画の徹底的な分析と模倣
伸びている動画を参考にし、何が受けているのかを分析しましょう。人気動画の形式やテーマを自分のチャンネルで再現することで、再生数を安定して取ることが可能です。
パクっただけではダメですよ!良いところを取り入れてもっと良いものにしましょう!
他に人とパクったようなものだと収益化が通らなかったりします。
注意点
リサーチは怠らない
動画を作る前に、視聴者が求める内容をリサーチすることが最も重要です。需要のない動画を100本作っても再生数は伸びません。
例えば、YouTube副業をテーマにチャンネルを作ったとしても、広告収益で月30万を超えるのはほぼ難しいと思います。
それはなぜか。先駆者たちの最大登録者数が約10万人だからです。その後後発で始めた方は良くて数万人。再生回数自体も10万再生行けば御の字というジャンルになります。
こういうジャンルを狙っても、広告収益で稼ぐのは不可能に近いですので避けましょう。
なぜそういうチャンネルをやっているかと言うと、公式LINEに誘導して、コンサルなどで売り上げを立てるためです。こういう方たちは登録者数は必要ありません。副業頑張りたい熱量のある人だけが見てくれたら良いのです。
ですので、初心者のうちは、ある程度再生数が取れるジャンルを見つけましょう。
そのジャンルの先駆者をよく見つけ、数値を調べてみましょう。その先駆者の方が稼げていないジャンルは外しましょう♪
運営の戦略性
非属人チャンネルの強みを活かし、出演者に依存せずコンテンツそのものの魅力で勝負するので、誰でも出来るということが大前提です。なので、初期段階では個人の魅力を打ち出すのではなく、コンテンツの質にフォーカスすることが成功への鍵です。
ここで注意点!
100点の動画を作れるまで投稿しないのではなく、極力80点を目指して投稿しまししょう。
いくら時間をかけて100点にしたとしてもそれが、再生されるかどうかはわかりません。
80点を目標に投稿数を増やしていく戦略が大事です。
投稿しないまま、あーだこーだいっても何もわからないからですm(__)m
まとめ
非属人チャンネルは、個人の負担を減らしながら視聴者に求められるコンテンツを提供できる運営方法です。適切なジャンル選びと戦略的な運営で、顔出しや声出しをせずに成功を目指しましょう。あなたの新しいYouTubeライフがこのガイドを参考に始まることを願っています。
属人性が無い分、仮に自分でしなくてもTVCMで話題のココナラなどを使って、人に依頼することも出来ます。
自分が苦手な分野だけを依頼するのも手ですよ♪
もっと言えば、お金がある人はYouTubeをいきなり買っちゃいましょう(笑)
2000万程あるなら、毎月200円程度入るチャンネルは買えちゃいますよ(笑)
(買った後、運営出来るようにある程度スキルは必要なので、まずは自分でやることが大事かなとも思います)
もちろん始めは苦労してください。継続する力も必要ですし、ただそれを乗り越えた先は外注を利用し自分の時間をどんどん確保することができますので、まずは3か月真剣に取り組んで見ましょう😊